PS3のためにノートPCクーラーを買った (AC-NC10/ARCHISSレビュー)

世田谷某所からこんにちは。どうも、富良野くまりんです。少し前にPS3が熱のせい?で急に電源が落ち、10分ほど電源が入れられないということがありました。10日ほど前に、ノートPC用冷却台 AC-NC10CL(ARCHISS) を購入したのでレビューとしてまとめます。


パッケージに書いてあった特徴・仕様は下記の通り。

  • 特徴
    • 見た目も涼しげなクリア・アクリル筐体を採用
    • 直径190mmの大型ファン(1枚)が、ノートPCの発熱を強力放熱
    • 表裏両面にすべり止め用のゴム足を4カ所ずつ設置
    • 筐体に角度を設けることで、キーボードの入力作業が行いやすい
    • USBバスパワー駆動で、電源確保も簡単
    • 筐体裏面にファン保護ネットを設け、ファン回転中の巻き込みによる危険を防止
  • 仕様
    • 定格容量 : DC5V 0.25A 1.25W
    • FANサイズ : W190mm × D190mm × H20mm
    • 製品サイズ : W300mm × D290mm × H37mm
    • 回転数 : 600r.p.m(+-10)
    • USBケーブル長 : 510mm
    • ノイズレベル : 18dBA
    • 最大風量 : 57CFM
    • 重量 : 約1000g(本体のみ)


パッケージから取り出した写真です。なかなか存在感があります。


接続しようとして気になったのがUSBケーブルの細さ。上が本製品のケーブル、下がiPod充電用のケーブルです。頻繁にUSBケーブルを抜き差しするのであれば取り扱いに注意が必要そうです。ケーブル部分は値段相応って感じでしょうか。


ワイド12.1インチモニタを搭載したモバイルノートを乗せてみました。電気店でノートPCは台に乗せられて展示されていますが、そんな感じです。


筐体に角度があるためキーボードは思ったよりは打ちやすいです。ただし「思ったより」です。長時間キーボードを打たなければいけないのなら別途キーボードを接続した方が良いと思います。


PS3を乗せた写真です。ジャストサイズです。もともと存在感のあるPS3本体ですが、一段と存在感が増します。


PS3との接続はUSBですが、PS3のUSB端子は2つ。1つはコントローラの充電用に空けておきたいので、2口のUSBハブを接続し、1つはこのクーラー、もう1つはtorneを接続して利用しています。どちらも問題なく作動しています。torneの予約録画も、もちろん問題なしです。


冷却能力については、PS3が勝手に電源が切れたときと同じ室温設定でクーラーを動かしていますが、勝手に電源が切れるようなことは起きていません。Folding@homeを丸一日稼働させることはできました。また、以前は、排熱ファンのすぐ側にあるため、裏側に接続しているHDMIのプラグ部分が触るためらうほど熱を持っていましたが、クーラーを取り付けてからは触るのをためらわないぐらいまでには温度が下がりました。ちゃんと仕事はしているみたいです。


PS3のファン音の方が大きいので、個人的にはクーラーのファン音は気になりません。まあ、騒音レベルも18dBなので、神経質な人でなければ気にならないと思います。外付けHDDの書き込み音の方がよっぽど五月蠅いぐらいですし。


とりあえず、こんな感じでしょうか。


USBバスパワー 19cm大型ファンで冷やす!ノートPCクーラー クリアUSBバスパワー 19cm大型ファンで冷やす ノートPCクーラー ブラックUSBバスパワー 19cm大型ファンで冷やす ノートPCクーラー ホワイトUSBバスパワー 19cm大型ファンで冷やす ノートPCクーラー ブルー

前回の日記から今日までのまとめ

世田谷の某所からこんにちは。どうも富良野くまりんです。Twitterでは毎日適当に呟いているのですが、そのせいで、はてなダイアリーに殆ど書かなくなってしまいました。こっちを放置しておくのも勿体ないので、Twitterとはてダをそれぞれを上手に活用していければなあ、などと考えてはいますが、良い案が浮かんで来ないのでどうにも・・・。


さて、今回は前回の日記から今日までの間にあった「日記に書くことも出来るけど、ある程度の文章量を確保するするのは難しいな」という事柄と「これは是非とも日記にまとめておきたい、でも時間がない、いつか書く」という事柄をメモを元に程ほどの長さで書き起こして、まとめちゃった日記です。


2010/06/13 「Java Cloud Meeting Tokyo 2010」に参加した

法政大学市ヶ谷キャンパスで開かれた Java Cloud Meeting に参加してきました。内容はクラウドサービスを実現・運用するために必要な技術やソフトウェアの話だったり、問題だったり、今後の展開だったり。参加者も実際に社会に出て企業で開発や管理に携わっている人が殆どで、内容も高度で、分からないところも沢山ありました。話を聞く上でGoogle先生は必須でした。


後の懇親会にも参加してきましたが、実際に社会に出てシステム管理や開発に携わっている人の話を聞けてとても参考になりました。自分も社会に出てからもこのようなイベントに積極的に参加して、どんどんと新しい技術を吸収できるような技術者になりたいと感じました。


2010/07/中〜下旬 学期末テスト

3年生なので必修授業、または必修とは書かれていないまでもその授業を取らないと後々苦労する羽目になる授業は多くはありません。しかし、時間が空いているのは何となく勿体ないと春頃思ってしまったため1〜2年生とそれほど変わらない数の授業、そしてテストやレポートがあります。大学は学期末テストやレポートラッシュ。結構苦しみました。そのうち2つの授業は別学科の特別履修で、どんなに点数が良くても単位が付かないというサービス付きです。(一応履修証明はしてくれるらしいけど)


テストが終わってしまえば「今回も大変だったな」ぐらいなのですが、やっている間はヘビー。試験期間で苦しむ度に「次期こそは履修数を減らそう」と思うのですが、後期も面白そうな授業がいくつかあるので、また苦しむことになりそうな予感が今からしています。


2010/07/31 「第二回学生プログラマー勉強会」に参加した

外苑前の日本オラクルセミナールームで行われた学生プログラマー勉強会に参加してきました。二人の高校生が主体となって行われている勉強会で、参加者も高校生と大学生が半々ぐらいでした。内容も高度なことを教え合うと言うよりは、自分がやっているプログラミングや作っているプログラムのことを話したり、情報交換をしたりする勉強会で、年齢が近いこともあり楽しく新しいことを知ることが出来き、同時に良い刺激になりました。


ライトニングトークの時間が余ったので、私もプログラミングどころかコンピュータとは全く関係のない入院の話をする時間を頂きました。白血病という病気が印象に残ってくれれば、白血病に限らず自分が病院にお見舞いに行く時に悩んだら参考にして頂ければ幸いです。ただ、会場の空気を微妙な感じにしてしまったのは、本当にごめんなさい。


最後に超綺麗な会場を無料で貸して下さった日本オラクルさん、協力ありがとうございました。


2010/08/02 Rubyはじめました

学生プログラマー勉強会でRuby on Railsの話を聞き「うおー、超便利じゃん、てか楽じゃん」って思ったので、プログラミング言語Rubyを始めました。Rubyというのは他のメージャーなプログラミング言語に比べて比較的最近日本で生まれた言語です。最近は日本だけでなく世界的に話題になっています。Ruby on Railsってのは簡単に言うと、Rubyを使ってWeb上のサービスを作ったり運用したりするための仕組みみたいなものです。


Windows上だと問題が起きることが時々あるそうなので、Cygwin上で開発環境を整えました。コンパイル時に一カ所エラーが出ましたが、無視しても大丈夫らしいので無視して使っています。今のところ特に問題は起きていません。


大学から本を借りてきて書いてあるプログラムを入力してみたり、問題をやってみたりしているますが、Rubyの設計思想が「Enjoy Programing」だけあって凄く書きやすいし読みやすいです。一番最初にやることといえばハロワですが、

puts "Hello, World!"

これだけです。最後に「;」すら無いんですもん。ただ、私が知っているのはJavaC/C++(どちらも超基礎的な部分だけ)ですから他にも「;」が必要ない言語があるかもしれません。


とりあえず、書いていて面白いので夏休みの間はRubyを勉強しようと思います。


2010/08/05 自動車学校に通い始めました

この期を逃すと、自動車免許を取るタイミングがないので再び自動車学校に通い始めました。前回通い始めましたのも3年前の今頃でした。前回は仮免まで取ったのですが、白血病で8ヶ月入院し、退院とほぼ同時期に仮免が失効したため結局免許は取れませんでした。今回はそんなことがないと信じたいです。


もうAT限定で良いかなとか思ったのですが、そこは田舎育ち、両親を見ていると軽トラを運転することも無いわけではないのでMTを取ることにしました。(ATな軽トラも増えてきてはいるんですけどね)


少なくとも仮免までは行けているので、初めての時より苦労は少ないはず。時期的に自動車学校は混んでますが頑張って早めに、そして今回こそ免許を取りたいです。

mixiプレミアム考察

mixiについては説明する必要はないだろうが、一応説明すると日本最大の他の人と交流するためのネットサービスである。基本的に無料で利用できるが、mixiプレミアムという有料でプラスアルファの機能を利用できるサービスがある。先日、このプレミアムのサービス内容が変更になったので、(暇だったから)ちょっと調べてみた。


プレミアム会員は2010年6月7日現在、以下の機能が利用できるらしい。

  • mixi動画容量の拡大
  • 日記装飾機能
  • 日記容量の拡大
  • 日記検索
  • アンケート機能
  • メッセージ検索
  • OpenIDの変更
http://mixi.jp/premium.pl


それぞれについて見ていこう。

1.mixi動画容量の拡大(1GB)
mixiを利用している知人で動画共有の利用をしている人が殆どいないし、私も動画共有の利用をしたことがないので恩恵の程は分からない。不特定多数に動画を共有したいというのであれば無料で大容量のサービスも存在するが、特別な登録をせずにmixiの「見せたい人だけに見せれる機能」を利用して手軽に限定した人に見せたいのであれば良いサービスかもしれない。


2.日記装飾機能
一見便利そうな機能だがモバイルでは使えないらしい。mixi利用者におけるPC・モバイルの利用比率の統計は見たことが無いため正確な事は分からないが、mixiを頻繁に更新するのはモバイルユーザーだと思うのだが、どうだろうか。
PCを利用するmixiユーザーが自分の日記を飾って他者との差別化を図りたいのであれば便利かもしれないが、公開範囲を限定して日記を書く風潮があるmixiにはあまり利点が無いようにも思える。


3.日記容量の拡大(1GB)
所詮テキスト、容量なんて大したことはない。無料ユーザーでは100MBが上限だが、この上限まで日記を書く人はmixiの全ユーザーの中で何%程度なのだろうか。殆どいないと思う。仮に日記を更新できる回数に上限があり、そのリミットが外れるのなら多少意味があるかもしれないが、mixiボイスもある今、2〜3行程度の日記を1日に何度も更新することはマイミクから嫌がられる原因にもなりかねないと思う。


4.日記検索
検索機能が無かったことに驚き。確かに検索の機能は思ったよりも処理能力を必要とするため、金を出した人のみが利用できるというのは分からなくはない。しかし、大抵の無料で利用できるブログサービスには、本文の検索機能程度付いている(はてなダイアリーにも付いている)のでこれを有料化ってのも…。


5.アンケート機能
Googleドキュメントの機能を上手に使えば無料でアンケートを採ることができる。パスワードで制限は出来ないがURLを知っている人しかアンケートに答えることは出来ないので、日記やコミュニティを限定公開にすれば大抵の場合は問題ないだろう。ただし、それほど難しくないとはいえ「知識があれば」というのが前提なので、便利っちゃ便利かもしれない。


6.メッセージ検索
メッセージ機能を頻繁に利用する人はいるのだろうか。ログインして専用ページを開かなくてはいけないため利便性は良くない。そのため、互いのメアドを教え合わなくても良い以外の利点は無い。
頻繁に連絡を取り合う用なら互いのメールアドレス程度は交換すると思うし、オフ会の幹事等沢山の人と連絡を取るようなことがあるのなから、それ専用のメールアドレスを用意したほうが、メッセージを送る側も受け取る側も楽である。
それから先ほども書いたが、大体検索機能なんて・・・ry


7.OpenIDの変更
まず、OpenID知名度がどれほどあるかが気になる。分からない人に簡単に説明すれば、インターネットでサービスを利用するためには会員登録をしなければならないことが多い。サイトの度にIDとパスワードを設定することは大変だし、忘れてしまうことも多い。だから、OpenIDを利用して、どのサイトも一つのID(この場合はmixiのIDとパスワード)でログインできるようにしよう、という機能である。
OpenIDを積極的に利用する人は、mixi以外のIDを所持しているのではないだろうか。それにmixiOpenIDに対応したときには既にYahooやはてななどがOpenIDのサービスを始めており、mixiを利用する、ある程度PC知識がある人は既にそちらを利用していたと思う。
それにOpenIDを知らない人、利用しない人にとってはどうでも良い機能である。どうしても気にくわないというのであればYahoo辺りで取り直せば良いのでは?とも思う。



以上である。さてこれらを踏まえた上で全体的に考察してみよう。


全体的に考えると「mixiプレミアムを利用する人いるの?」って思える。以前は無料ユーザーではmixiフォトにアップできる写真の容量に上限があった。「みんなで行った旅行の写真をアップして知り合いだけに公開したいけど容量が足りないよ」なんていう人にとってはプレミアムは価値のあるサービスだったと思う。しかし、無料ユーザーもアップできる写真の上限が無くなったため、魅力的なプレミアムのみが利用できる機能は無いように思える。

おそらくmixiは広告収入が主な収益源であり、利用料はそれほどではないから注力しないのであろう。その証拠かどうかは分からないが、mixi には広告を表示させる機能が随所にある。FlashJavaScriptを切ってもまだ表示される。AdBlockを入れて広告カットしたところで仕様を変更し、すぐに広告が表示される。多分、契約でmixi側は出きるだけ広告を表示するよう努力すると広告主と契約しているだろう。それ自体は当然のことだし、mixiの広告配置は利便性を損なわない程度の配置なので文句は無い。

ただ、広告収入に頼ったビジネスを続けていくというのはどうだろうか。今のテレビを見ればそれは明らかだろう。もちろんマスコミ業界は巨大化しすぎたという点も見逃せないが、程々のサービスを無料で提供するのではなく、優れたサービスを有料で提供する流れは、無料文化のあるインターネットの世界でも広まっていくだろう。

mixiは良くも悪くも優れたサービスだと思う。今後も面白いサービス、それこそ今までお金を払ってこなかった私みたいなユーザーがお金を払いたくなるようなサービスを提供してほしいと思う。



最後に、iPhone/iPod touchに対応するのはさすがに遅くね?
あと、「対応した」といっても、マイミク表示とかPC版のままじゃねーか!

お見舞い

部活の先輩が事故に巻き込まれて入院したという話を同期に入部した友人から聞いたのは、今日の午後の授業が始まる少し前のことだった。特別親しかったわけではないが、仲が悪かったわけではないし、一緒にいればそれなりに話したし、世話になったことも多い人だ。この頃は部活に顔を出していなかったが、少し前にキャンパス内で会った時は普通に世間話もしたので衝撃だった。


同じ部活の人たちが授業終了後にお見舞いに行くらしかったので、一緒に行くことにした。病院は大学から約1時間程度の場所。大学病院に行きなれているせいで、思ったほど大きくはないと感じたが、多分、十分大型病院だと思う。手続きを済ませて病室を訪れると彼はベッドの上で横になっていました。全員事故に巻き込まれて入院したということ以外聞いていなかったので、まずはその辺りから質問。


どうやら、大学に行く途中、信号待ちをしていた交差点で事故が起こり、その車が歩道で待っていた彼の方に突っ込んできたらしい。巻き込まれたときにとばされた荷物で頭がガードされたため頭は無傷だったが腰の骨が折れてしまったため2ヶ月間、歩くどころかベッドから起き上がることも出来ないらしい。一歩間違えれば下半身不随になっていたかもしれないとのこと。


起き上がることが出来ないというのは大変だ。確かに入院期間だけ見れば私の方が長いけれど、点滴さえやれば自由に動けたし、結構自由にしていた。しかし、彼の場合、腰に負荷をかけることが極力禁止で、うつぶせにすらなれない。PSPをやるにしても仰向けの状態では腕が疲れて仕方ないらしい。


その後は適当な世間話。一緒に遊ぶようなことは少なかったので会話に混ざると言うよりは会話を聞いているような時間の方が長かったかもしれないけど、元気に話す様子を見られたのは良かった。


それにしても全くというほど動けない状態での入院はさぞ暇だろう。時間に都合が付くとき、部員を誘って顔を出したいと思う。

骨髄移植から約2年が経ちました。

どうも、富良野くまりんです。移植から約2年が経ちました。本当は3月中に移植したのですが、移植後最初の日記を書いたのは2008年04月04日なので、ここでは今日を移植日と言い張ります。(ドナーから骨髄を提供された人は近親者以外に移植日を教えることは禁止されているので)


体調の方は頗る良好。約1年前に書いた日記にある通り、骨髄移植の(副?)作用で花粉症が治ってしまったので、毎日マスク無しの快適生活です。時々「花粉症じゃない人は花粉症の辛さが分からない。花粉症は本当に辛い。」ということを仰る人が居ますが、私は、花粉症じゃないけどこの辛さが分かる人間ってことで、ちょっと珍しいのかな。


ただ、私の場合、地域でも腕の良いと評判の耳鼻科が近所にあったので、そこに通い詰めて自分にピッタリ合う薬を見つけていたため、高校の頃には、そこまで辛くは無かったんですけどね。とりあず、本当に症状が重い人なら、都合があって大変かもしれませんが、シーズンのうちに耳鼻科に通い詰めて自分に合う薬を見つけることが最良だと思います。色々話をしたり、検査をしたりするうちにベストの薬が見つかるはずです。一度見つけてしまえば翌年からは、その薬を頼めば良いわけですし。保険が効くので長い目で見れば下手に市販の薬を買うより金銭的にも効果的にも利があると思いますよ。


あと、移植に伴うGVHD、簡単に言うと移植の副作用ですが、この日記で暫く触れていない通り、全くと言うほど自覚できる症状はありません。強いて挙げるとすれば、辛(から)いものにはすっかりダメになったと言うことぐらいでしょうか。とはっても普通の人の辛さに弱いって程度です。ミント味の歯磨き粉も中辛程度のカレーも問題はありません。多分、GVHDの影響が大きかったときに辛い食べ物を一切食べなかったため、GVHDの影響が無くなった今でも辛いものが苦手になってしまっただけだと思います。まぁ、外食するときに「辛口」や「HOT」などと記してあるものを食べなけれ日常生活で問題なしです。


それから、今でも一ヶ月に一度、病院で血液検査を行っています。今では薬を飲む必要が無くなったため、薬代はかからず医療費も3000円弱で済んでいます。薬を飲んでいると毎月PS3が買える程度の額が飛んでいったので、かなり負担が軽くなりました。ここまで高かった理由として、一つだけどうしても不味くて飲みたくない液体の薬があったので、少し高いけど錠剤だから飲みやすい薬に変えてもらっていたという事情もあるかもしれませんが、仕方ないですよね。


最後に、これは現状じゃないですが、折角2周年なので日記のタイトルを『ふらくま日記@アキバ系オタクな元(?)白血病患者の日記』から『ふらくま日記@アキバ系オタクな元(??)白血病患者の日記』に変更しました。?マークが2個になって2年目って感じですね! ただし「移植0年目から?マークは1つだったじゃねーか?」という、冷静かつ長い間日記をチェックしてくれてありがとうな人からのツッコミは無視することを前もって書いておきますw


とりあえず、色々書きましたが、一言で書けば「私は元気です!これからもよろしく!」ってことですね。


それじゃ!

非モテ男の自嘲節

タイトルから何となく内容が推察できると思いますが「チラシの裏にでも書いておけ」的な内容です。ただ、少なくともはてダにはお金を出しているので、ここは俺のノートです。俺が書きたいことを書きたいように書きます。これを読むぐらいなら次のフィードに移動した方が無難です。読み終わってからは、いら立ちぐらいしか残らないと思いますが、それでも読みたいならどうぞ。

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『涼宮ハルヒの消失』を見た

どうも富良野くまりんです。今日は、みなとみらいのワーナー・マイカル・シネマズで『涼宮ハルヒの消失』を見てきました。これから感想を書きますが、原作自体は6年前の小説ですし、映画のストーリーも原作のままなので平気でネタバレを書きます。6年前に出版された作品に対してネタバレが〜とか言われても困りますが、それでもネタバレが嫌な人は読まないで下さい。




端的に感想を述べるとすれば、凄く良かったの一言ですね。『消失』自体は、みんな大好き長門有希の中心の話です。小説を読んだときには、長門の感情が僅かに表れるのに萌えたり感動したりしたものですが、劇場版ではもっと凄いです。3時間(実質2時間半ぐらい?)をかけてたっぷり、丁寧に描かれています。


原作では挿絵も相まって、世界改編後の長門キョンに文芸部の入部届を差し出すシーンが印象的でしたが、劇場版では、キョン長門へ入部届を記入せずに返すシーンの表情の方が殺人的でした。あれはヤバい。他のちょっとしたシーンでも、間や表情の変化を丁寧に描いているので、胸に響きます。


散々ハルヒや彼女が巻き起こす事件に愚痴を言っていたキョンが、本当にその生活が嫌だったのか、つまらなかったのかを自問自答するシーンは、まさに表現の勝利って感じですね。改札という一方通行のゲートを通るか通らないか、キョンを引き留めようとする長門、改札を通るためのプログラム、自分で自分の頭を踏みつけるキョン、あれを見て感じた気持ちを表現する文才を持ち合わせていないのが残念で仕方ないですが、凄いですね。


今になって思うと、軽く炎上したエンドレスエイトの果てしない繰り返し放送も、劇場版への布石だったんでしょうね。一人、ハルヒの作り出した異常世界への対策を繰り返してきた長門。小説版では、読んでいる分には苦労した感じはなかったのですが、アニメ版では、長門と一緒に視聴者も苦労しました。あれは長門が繰り返した果てしない夏休みを体感するのには十分でしょう。長門が暴走へと至った原因をより理解するために、あの繰り返しが存在したとすれば、随分と思い切った演出です。放送中は批判めいた発言をしましたが、あれは撤回しないといけませんね。(ただ、DVDは同じ価格なんだよね・・・流石にそれは酷いんじゃないかな)


それから、エンディングテーマの歌詞原案や映画シナリオ監修に原作者「谷川流」の名前がありましたが、とりあえず存命なんですね。いつになったら新刊出るの?とか言うより、角川と協議して、角川監修の元、他の人に続きを書いてもらった方が良いんじゃないかなと思う今日この頃。現時点では、原作で未使用のシナリオが存在するものの、続きがないと生かせないものもあるので、いっそのこと他の人に続きを書いてもらった方が、それらのシナリオを生かせるのではないかと思うのです。流石に、ドル箱を眠らせておくのは角川ももったいないと考えるでしょうし。


それに、いくら涼宮ハルヒシリーズが人気だとしても、定期的に話題を提供してしないとオタクは飽きて別なところへ行ってしまいます。今日は「長門俺の嫁」とか言っている人が果たして来年も同じことを言っているでしょうか。ゲームやアンソロジー的な作品を投下すればお茶は濁せるでしょうが、やっぱり原作が出ないことにはそれらは下火になっていくでしょう。せっかくドル箱が活気づいているのだから、別の作者でも良いから続きが出ないものかなと。(下巻の発売を待っているうちに、一人のオタクは白血病になり、骨髄移植を行い、いつの間にか社会復帰してしまいましたとさ。)


最後に、作中でハルヒの「雨が夜更け過ぎに雪へと変わる瞬間を見ない?」という言葉にキョンが「お前は昭和生まれか」とツッコミを入れていましたが、私が高校近くの書店で金帯がついた『憂鬱』を手に取ったときは、まだ高校1年生でした。SOS団のメンバーも高校1〜2年生だから、みくると長門は判断に悩みますが、あの時点では全員昭和生まれなんですよね。いつの間にか、暗黙のうちにSOS団全員が平成生まれになっていることで、年を取ったことを実感。やーね。


機会があったら映画館でもう一回見たいかな。


それじゃ!