八ヶ岳観察のまとめ

どうも富良野くまりん@wild_manです。忙しい日々を送っています。

さて先週の18日(金)〜20日(日)まで地学の野外活動で八ヶ岳に行ってきました。もう少し早くまとめたいと思っていたのですが時間があまりになかったので、日記を書くどころか、ゆっくり寝る暇すらありませんでした。なんとか時間ができたので合間を見て書いてます。

18日(金)

9時30分に友達と待ち合わせをしたのに、自分が見事に寝坊して集合場所に行ったのは10時。一応余裕を取って予定は組んでいたけど、これにより余裕がなくなるという羽目に。途中、授業や長旅で必要なものを買い付け、八ヶ岳のほうにある大学の宿舎に向かう。鈍行で。

17時少し前に大学宿舎の最寄り駅に到着。その後、大学の宿舎に移動。大学の宿舎があまりに綺麗でビビる。これが私立クオリティなのか。

夕食後、翌日の地層観察に備えて周辺の地層の分布や形成を勉強。また、教授の知り合いで八ヶ岳周辺の植物(おもに木)を研究している人を講師に招いて、植生なんかも習う。

勉強後は教授と生徒が一緒に糖分を酵母の力で発酵させて作った液体を潤滑油として親睦を深めあうなどした。

19日(土)

崖をよじ登ったり、よくわからない森の中に入ったりと、いろいろな場所に行って地層の観察をした。野辺山原周辺は、高地で涼しいという地形を生かして夏場にキャベツを作っているってことと、避暑地だから別荘が多いなんていう印象しかなかったが、地層の形成という点から見てもなかなか面白い場所らしい。

また、あの山の中で「小海線」など、海を連想する地名が多くつけられているのは火山の活動が関係している可能性があるというのもなかなか面白かった。

観察から帰ってきて、夕食後、その日観察したものの質問会のようなことをして、一日の成果をまとめる。

その後は、お米を酵母の力で発酵させて作った液体や大麦やホップを使って作った液体の力を借りて、さらに親睦を深めあうなどした。非常勤の大学講師という仕事だけだとあまり儲からないらしい。


20日(日)

山に登って溶岩が流れた跡を観察。教授曰く「八ヶ岳に来る観光客は99%が植物目当て。地層や岩をみないのはもったいない。」とのこと。確かに、普段見かけたことがないような石が転がっているので、見ないのはもったいないかもしれない。

ただ、火山の活動の跡もなかなかだったが、紅葉も見事だった。やはり寒暖の差が大きい場所は紅葉が綺麗。東京にきて、豊かな自然をほとんど見なくなったので余計にきれいに見えるかもしれないが、流石に屈指の観光地、澄み切った青い空と、燃えるように真赤になった葉や目が覚めるような黄色の葉を持つ木々の生み出すコントラストは綺麗だった。

観察を終え、鈍行で6時間かけて帰宅。そりゃ新幹線を使ったり特急を使ったりすればもう少し早くなるのだが、学生さんは金がないのである。



とりあえずこんな感じでした。下に撮ってきた観察とはあんまり関係ない写真をいくつかアップしておきます。