どうもwild-manです。今日は週に一度の外来の日だったので、その帰りに入院していた病棟に行ってきました。

病棟に行くとまず、ナースセンターに顔を出して挨拶をするのですが、そこで2008年05月30日の日記で書いた、私とほぼ同期に骨髄移植をされ、残念ながら移植が失敗し再発してしまった男性が亡くなられたという説明を受けました。


その方は、私が入院している間、病室が同じになることも多く、ベッドが隣同士になることも何度もありました。とても親切な方で、他の患者さんや看護師さんからの印象もよかったように思います。


2週間前も病棟に行ったのですが、そのときは「(その方が)CCUに入った」という説明を受けました。CCUとは心臓や血管系の治療に特化した集中治療室(ICU)のことらしいです。そのように名付けられた部屋が病院に存在することは知っていましたが、そのような目的の部屋だということは、その時初めて知りました。


そのときは心配にはなりましたが、急に見かけなくなったと思ったら、ある時ひょっこり戻ってきて、話を聞いたら結構大変なことになっていたなんていう話をする患者さんもいたので、きっと大丈夫だろうと思ってはいたのですが・・・。


亡くなられたという話を聞いたら自然と涙が出てきました。思えば、自分がちゃんと意識している人が死んだという経験は初めてだと思います。親戚で誰かが死ぬということは殆どありませんでしたし、あったとしても、顔も名前も知らないような親戚で、話を聞くと、生まれて間もなくの頃と幼稚園の頃の二度ぐらいしか会ったことが無いような人なので、いまいちピンときませんでした。


人の死、どう受け止めれば良いんでしょうかね。