点滴の針を抜いた

ホスピタルからこんばんは。どうもwild-manです。点滴の針(と表現するが実は刺さっているものは細いビニールの管)が刺さっている場所が痛いというのは何日か前の日記で書きましたが、結局、針を抜いてもらいました。点滴を刺すと、針の中で血液が固まってしまわないように、1日1回以上「ヘパロック」という薬を点滴針から注射するんですね。で、この注射が血管の状態がよいと全く痛くないのですが、点滴をぶっ通してやり続けたり、年をとって血管が弱くなってしまうと、痛みが出るんですね。私の場合も、血管がバリバリ元気だった頃は痛くも何ともなかったのですが、流石に抗がん剤治療も5クール目に突入すると、血管も弱くなってしまうみたいで、結構痛いんですよ。


まぁ、痛みも針を抜いた理由の一つではあるのですが、どうも針が詰まってしまったか、血管の位置が変わったかしたようで、上手くヘパロックが通らなくなってしまったんですよ。針を抜くと血が出るのですが、血小板の値が下がっているので、なかなか血が止まらず10分ぐらい針の刺さっていた場所をアルコール綿で押してました。


とりあえず針を抜いたので腕に煩わしいものが無くて最高です。ただ、針が刺さっていた影響で腕を伸ばすと二の腕あたりが痛いんです。(曲げてると全く痛くない。)針を抜いてもう12時間ぐらい経ちますが、痛みのレベルはそれほど変わらないので、痛みが引くのには2〜3日ぐらい掛かりそうな予感。しかし、現在の私の状態は体調こそ良いけど、血液を調べると要輸血って状態なので、明日か明後日にはまた輸血が行われると思うんですよね。まぁ、次は右腕に針を刺してもらうことにしますけどね。


ちなみに腕に点滴を刺せない人は胸に針を刺すんです。ただ結構痛いので、胸に点滴の針を刺すときは麻酔を使うらしいです。刺す血管も太くて、詰まったりすることも無いらしいのですが、針の長さが10cmぐらいあるらしいです。(腕に刺さっているのは2cmぐらい)多分、刺してしまえばいたくないのでしょうが、なんか怖いです。右腕はまだまだ元気そうだから良かった。



それから、最近思うのですが、おかげさまで当ブログも1日辺り100人前後の人が訪れているっぽい日記になりました。多分、はてなキーワードからのリンクが殆どだと思うのですが、リアル友達以外からコメントをいただくことも多くなってきたり、アクセスログを見たりすると、知り合い以外の人のブックマークやRSSリーダーにも登録されているんだろうなぁと実感し、大変嬉しく思います。こんな日記ですが読んでもらってありがとうございます。リアル友達から、またそうで無い方からのコメントも大変嬉しいです。


この日記で主に扱われているネタが「白血病」「入院生活」「声優」「エロゲ」「PC」「ネット」と、どうにも同居するのが難しそうなネタを無理矢理同居させて、よく分からない日記になっていますが、知り合い以外の方は何を理由にこの日記を読んでくれているのか気になったり気にならなかったりします。まぁ、知ったところで日記を改める気なんて無いですが、白血病と聞いてオーストラリアあたりで愛を叫んだりするのを思い出して感動話を思い出してくれるのも良いのですが、オタクがエロゲに向かって愛を叫んでいるのも思い出してもらい鼻で笑ってもらえばそれはそれで嬉しいです。


ただ、白血病といっても様々なタイプがあり、中には治る確率が低く、それこそ5年後の生存確率がとても低い方や、抗がん剤の副作用に苦しんでいる方もいるので、白血病について間違った印象を与えてしまうのではないかとの心配もあります。病名こそ知られていますが、病状については殆ど知られていないのが現実ですし。


まぁ、私の病状や入院生活に関しては一例に過ぎないというふうに思っていただければ幸いです。ただやっぱり、今後も病院でエロゲをやったりするような入院生活は続けていきますがw



それじゃ!



追記:
そういえば、病院が舞台のエロゲを殆ど持っていない気がする。多分「忘レナ草 〜Forget-me-Not〜」(ユニゾンシフト)ぐらいかも。ちなみにこのゲームは病院に入院した主人公が死神に死を宣告されるので、いくらメインヒロインの中の人が禿しく最高でも、再プレイする気になれません。う〜ん、流石にリアル入院中で、場合によってはマジで命を落としかねない治療が待っている立場だと楽しめないなぁ。まぁ、再プレイするほど面白い作品ってわけでもないのですが、如何せん声優がなぁ。