薬の副作用

どうもwild-manです。相変わらず平和です。入院すると体重が減るなどと言われますが、体重も全く減りません。食欲も衰えてはいないので病院食は常に完食。客観的に見ればとても病人には思えませんが、やっぱり病人です。変なの。



今日は高校の頃、同じ部活だったSさんがお見舞いに来てくれました。高校の頃の私の部活の環境をよく知るかたにしか通じませんが、3人娘のうちの1人であるSさんです。カバンさんから私の病気について教えておいたってことは聞いていたのですが、高校を卒業してからというもの一度も連絡は取ったことがないし、てか今どこにいるか全く知らないしってな感じで、それほど気にしていなかったのですが、昼食後にいきなり現れてビックリ。本人曰く「いきなり現れたら驚くだろう」とのこと。確かに来るとは思ってなかったので、驚きました。


高校の頃の話やら、大学生活についてやらと色々話していたのですが、うん、彼女は結構恋多き人ですな。しかも、面倒なタイプの。本人に直接言ったのですが、恋愛マンガやドラマで言ったら、ヒロインから見たらライバルというか、嫌なことをして話をもつれさせるキャラタイプの恋多き人でした。高校生の頃に感じていた彼女への「コイツ、なんか良く分かんないけど油断しちゃいけないというか、何か有るなぁ。」という思いは、どうやら彼女の"女"の部分を漠然と感じ取っていたところから来ていたようです。2年越しの謎が解けました。良かった良かった。来てくれてホントにありがとう。



で、タイトル通り薬の副作用について。とはいっても抗がん剤に付いてではなく、アレルギー反応を抑える薬についてです。実は先週ぐらいだったでしょうか、血小板の輸血を行ったらアレルギー反応が出てしまったんですね。身体全体がかゆくなり、じんましんが出るという症状だったのですが、軽いアトピー性皮膚炎を持っている私、これぐらいのかゆみならアトピーのかゆみに比べれば軽い方だとは言ったのですが、それ以降、血小板の輸血を行う前はアレルギー反応を抑える点滴をするようになったんですよ。(ちなみに血小板輸血は結構高い確率で反応が出ちゃうらしいです。一方赤血球の輸血は反応は出にくいらしいです。血漿(けっしょう)の輸血はやったことがないので分かりません)


で、このアレルギー反応を抑える薬の副作用が眠気な訳ですが、これが眠くて仕方がない。何とか眠気を乗り切っても、朝起きた直後のような眠気を含んだだるさがずっと続いてやっぱり大変。点滴は血管に直接薬を流し込むだけあって良くも悪くもダイレクトに効くので結構厄介。眠気と戦いながら日記を書いてます。


ちなみに、先日、親しくなった薬剤師さんに教わったのですが、市販で売られている睡眠薬は、睡眠を目的とした薬品の成分で眠くなるわけではなく、鼻水やくしゃみなどのアレルギー反応を抑える薬の副作用を利用して眠くなるそうです。ちなみに、成分量としては、アレルギーを抑える薬の方が、倍近く成分が含まれているとのことなので、成分量から効果を考える場合、市販の睡眠薬を飲むよりアレルギー反応を抑える薬を飲んだ方が眠くなるとのこと。しかし、まるで良く効いているように思うのは、自分が「睡眠薬を飲んだから眠れる」と思う、プラシーボ効果に近いものも加わっているからではないかとのこと。
うーん、薬も結構奥が深いですね。