輸血、点滴について

どうもwild-manです。入院生活が始まって1週間。なんとなく入院生活にも慣れてきたかなっていう感じです。私の場合、白血病なんていう重たい病名が付いていますが、基本的に私が頑張ることは特にありません。重要になってくるのは、私に感染した白血病抗生物質が効くか効かないかということです。医師曰く、白血病にはいくつかのタイプがあり、ある程度のタイプまでは絞り込めるが、薬が効くか効かないかはやってみなくては分からないとのことなので、私が出来ることといえば薬が効くように願うことぐらいです。
あと、治療中は一時的に白血球の数が限りなくゼロに近づきます。白血病の治療は、まず薬を使って体内の白血球の数をドンドン減らしていくのだそうです。そのため、感染症にかかりやすくなるので、うがい、手洗い、マスクの使用なども大切だそうです。私が出来るのはこれぐらいですね。



さて、入院が始まって1週間経ったわけですが、ずっと点滴を付けています。生まれて初めての点滴がここまで長い物になるとは思いませんでした。ちなみに針を刺しなおしたり、場所を変えたり何ていうことはしていません。私のタイプの白血病は今のところ、24時間ずっと薬を投与し続けなれければならないそうなので、私の中の連続点滴記録の更新はもうしばらく続きそうです。


ちなみに点滴が刺さっている場所が痛いとか、そういうのはありません。管が繋がっているので煩わしいとは思いますが、着替えるときなどに一時的に、管の途中にあるアタッチメントを外して、10cmぐらいの長さにするのですが、そのときは腕になんか付いている程度の違和感しか感じません。流石に点滴に慣れてきたので、点滴のペースがあまり速くないときには付けていることを忘れかけるときすらあります。慣れってのは流石ですね。


それから、今日は昨日の予定通り赤血球を輸血をしました。今日は今朝から目眩を起こして大変でしたが、夕方には身体の怠さもだいぶ軽減され、トイレにも問題なく行くことが出来ました。(昨日みたいにヘモグロビンや赤血球が足りないとトイレに行くだけでも息切れを起こしてしまい、目眩を起こしそうになるので結構大変なんですよ。)輸血の効果は凄いですね。抗生物質以上に効果を如実に感じます。献血してくださった方、本当にありがとうございます。


で、看護婦さんには「こんなことを言う人は珍しい」と言われたのですが、同じ点滴でも抗生物質を点滴するときと、赤血球や血小板を点滴するときにはなんとなく感覚が違うんですよ。たしかにどちらも無視できる程度ですし、利き酒ならぬ利き点滴なんていうのは出来るほどでもありませんが、なんか違う気がするんですよね。
ちなみに赤血球や血小板を点滴すると人によっては反応してしまい、身体がかゆくなったりするそうなのですが、そういうことでもないんですよね。何か不思議です。