骨髄穿刺検査

どうもwild-manです。今日は中学・高校の頃に一緒だったS先輩がお見舞いに来てくれました。近況やら病気やら、この頃会ってないどころか、連絡を取ってない人などの話をしました。それから暇潰しのアイテムとしてPSPを貸してもらいました。本当にありがとうございます。



で、今日は入院が決定した初日の日記が、まるで絶望の淵にたたされた状態のような日記になってしまった原因である、骨髄穿刺検査について書きます。


この検査は腸骨か胸骨に針を指して骨髄液(?)を取り出して造血機能を調べるための検査です。この検査の結果で、私の血液検査により限りなく黒に近かった「白血病である」という予想が完全に黒くなり、同時に白血病の細かいタイプが分かり、そこから治療方を決定する訳ですが、まあ、この検査が辛いんですね。麻酔が向上して結構良くなったらしいですが、麻酔が向上する前は、あまりの痛さに死んでしまった人すらいるとのこと。私の場合、確かに麻酔が効いていたおかげで、死にはしませんでしたが、かつて経験したことがないほど不快なもので、間違いなくトラウマになりました。検査は俯せになって行うのですが、退院してからも暫くは俯せにはなれないでしょう。


私の検査の時には腸骨を使いました。注射するのは、腰とお尻の境辺り。一般的にはまだ腰って言うかもしれませんね。

で、まず麻酔を打つわけですが、これが結構痛い。薬が入れられているのも感じられて、やな感じ。それから暫くすると腰の辺りがぐーっと重くなってくるんですよ。まるで腰の部分が石かレンガになったような感覚ですかね。でまあ、その頃になると不快度も結構高くなる訳ですが、意識も少し怪しくなるなるんですね。で、その隙に先生が針を注して骨髄をとるんですが、この時不快度は最高潮を迎えます。
これを説明するのは大変難しいです。とりあえず、タンスの角に足をぶつけた時を思い出して下さい。そして、その時に発生する痛みと不快度を何となくで良いです、想像してください。通常はこの痛みと不快度はすぐに時間と共に減少しますが、今回はこの痛みと不快度を数十倍にして下さい。そしてそこから、痛みだけを抜いて下さい。この不快度がずっと続きます。この説明であってるとはとても思えませんが、私にはこう表現することしかできません。筆舌に尽し難いとはこのことをいうのでしょう。
骨髄を取られるときはとても変な感じがします。自分の中であり上にあると感じてしまう石の中に管が差し込まれ、石の中からスポイトで液体が吸い出される感じです。痛くはないんです。でも最高に不快なんです。


で、その後不快の中にある内に作業は終了するわけですが、その後30分安静にしていて血が止まっていれば、動いても良いとのことですが動く気力はでませんでした。
そりゃそんなことの後ですから日記なんて書けませんわな。


二度と骨髄穿刺検査は体験したくないですが、入院している以上は月に一回、薬の効果を見るために行われるとのこと。こんなことを聞いてしまうと、本気で最短期間で完治出来るように頑張っていこうって気分になります。来月の検査で改善があることを願って日々頑張るだけです。