現在のエロゲが抱えるどうでも良い問題を無駄に提唱してみる。

世間にブームがあるように、やはりエロゲ界にもブームがあるようで、純愛系が流行ったり、ラブコメチックなものが流行ったり、壮大なストーリー物が流行ったりと色々なことがあります。


この頃のブームは何なんでしょうか。やはりツンデレでしょうか。一時ほどの盛り上がりほどではないですが、とりあえずどのゲームにもツンデレ担当が一人はいますし。メーカーの方も“とりあえずツンデレキャラを差し込んどけ!そうすればユーザーは喜ぶはず。”的な感じなんでしょうか。


それから一大ブームにならなくても、幼なじみキャラってのもエロゲにおいては長い間愛され続けているロングセラー商品的なものじゃないですか。幼なじみが出てくるゲームの場合、幼なじみがメインヒロインである事も多いですし、幼なじみがサブヒロインの場合でも、主人公への思いを断ち切り、主人公とメインヒロインへの恋路を応援するという立ち回りを演じたりして、キーパーソン的存在になることってのも多いですよね。


でもまぁただ単に"幼なじみ"ってだけでは設定不足で、昔は東鳩のあかりように料理上手で毎朝起こしに来るぐらいの+αを付ければ良かったかもしれませんが、この頃はそれだけの設定では差別化は図れず、逆に幼なじみを主人公が起こしに行ったり、幼なじみの家が神社や教会だったり、はたまたメイドとして主人公の家に来たりとバラエティに富んだ、多種多様な幼なじみが見られるようになったじゃないですか。


しかし、これだけ多種多様な幼なじみを見ることが出来るような時代になったわけですが、未だに、家がお寺だったりモスクだったりする幼なじみを見たことがないんですよね。幼なじみではないですが、いきなりヒロインが仏様になってしまうゲームは見たことがありますが、実家がお寺で父親は住職なんていう幼なじみは見たことがないんですよ。何故なのでしょうか。恐らく、萌えるコスチュームの有無が原因だとは思うのですが、何とかならないものなのでしょうか。これを成功させれば新たなジャンルへの開拓にもなるとは思うのですが・・・。


21世紀、我々人類は機械や道具、プログラムなど、通常、萌えとは全く関係のない物の中から擬人化という技術を得て、萌えることに成功しました。確かにこの課題は難しいかもしれませんが、いずれの日にか、擬人化と同じように、この問題が解決される日が来てほしいものです。