就活「早過ぎ」対策

どうも富良野くまりんです。昨日、就活の早期化についての疑問を書きましたが、今日はこんなニュースが掲載されていました。

採用活動は大学4年の8月以降 商社「早過ぎ」対策をとりまとめ


商社の業界団体の日本貿易会は17日、新卒採用の選考試験など、企業による選考活動の開始時期を、現在よりもあとにずらし、大学4年生8月以降にするとの提言をまとめた。日本経団連などと調整に入る。現在は4月から選考活動にはいっているが、これを4カ月程度遅らせる。内定は10月1日以降に通知する方向で、産業界で調整を目指す。


出典:MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101117/biz1011171430015-n1.htm


内定を出すのは10月とのことですが、どうなんでしょうね。現在の就活では年明け1月が本格的な採用試験のスタートですが、これも4ヶ月遅れるということなんでしょうか。そうなると、企業研究や自己分析は今頃始めても十分早いってことになりますが…。

ただ、3年の夏休みや冬休みにインターンに参加するのが当たり前になって、インターンの参加も評価に大きく関わる、なんていう就活システムになりそうな気がします。就活セミナーの話を聞いている限り、企業は採用する理由を探すより、落とす理由を探して各試験や面接を行っているように思えて仕方ないです。落とす理由を探すのであれば、インターンが今以上に評価の対象となる可能性は十分あります。

結局のところ、就活のために3年の夏休みから動かなくてはならず、採用試験が遅くなったってだけで、忙しさとしてはそんなに変わらない、なんていう状況を生み出しそうな気がするんですが、どうなるんでしょうね。

この新制度、決まったわけではないですが、学生にも企業にもプラスになるんでしょうか。なってくれると良いですね。