骨髄穿刺検査と脳脊髄液検査と精神的ショック

どうもwild-manです。辛かったですよ。骨髄穿刺検査と脳脊髄液検査。前者の方は入院してすぐにやったので辛さが分かってましたが、やっぱり辛いですね。しかも、前回の時は熱は出してるはヘモグロビンは少ないはで意識がもうろうとしていましたが、今回は元気で残念ながら意識もはっきりしていたこともあって、骨に穴をあけられた感覚が思い出せちゃいます。出来ることなら今すぐ忘れたいですね。
それから後者は背骨の間から脳脊髄液を取るんですが、骨髄穿刺に比べれば全く痛くないです。ただし検査の後に薬を注入されるのですが、これが痛い。
この痛みを説明する前に麻酔の痛みの説明を書きます。麻酔ってのは注射でするのですが、他の注射に比べて麻酔の注射は何故か痛いんです。で、注射をした後に薬を注入するわけですが、この薬が広がる時が結構痛いんです。この痛みで薬がじわじわ広がってるのが実感できるんですよ。で、薬が広がった後には不快感だけが残り、痛みを感じなくなるって感じですね。
で、話を戻しますが、検査した後に注入される薬が麻酔が広がる感覚によく似ているんです。ただしこれが局部ではなく、下半身の方に伝わっていくからキツイんですよ。こいつのせいで引きかけていた骨髄穿刺の痛みが復活しやがりましたからね。しかも、脊髄液検査中に背中を曲げていたせいで骨髄検査の場所から血が再び出だしたりと大変ですよ。しかも相変わらず血小板の値は低いから止まりにくいという罠。
で、そうなると看護婦さんが処置をしてくれるわけですが、その時に「いやー、検査の後に薬注射されたじゃないですか。あれが結構痛いんですけど、逆に面白くなってきちゃって笑えるんですよ。」って言ったら、「普通笑わないですよ。」って返答されました。


あー、俺の体だけじゃなく、心も何となく痛いなあ。


で、ここからが本題。

痛んだ心と体を癒すにはやっぱりエロゲだなということでノートPCを準備。
今回プレイしようと思ったのは以前クリアしたこともあるのですが、『わんことくらそう』(ivory)。この作品、主人公が人型犬の"みかん"(CV:木村あやか)を拾うという所から物語はスタート。こんな設定だけ見ると、どうせ調教してやるだけヤッてエンドだろ、なんて感じがするのですが、話は長くないながらも結構ストーリー重視。達観し切っている主人公と周りの人々、そしてペット達との関係はなかなか良いものです。また、ペットを飼う上で発生する義務や喜び、問題なんかも描かれているのも面白さを引き立てているように思います。また特筆すべきは、みかんの素直さ、健気さでしょう。この点は素晴らしいです。木村あやかさんの出演している作品はいくつかやりましたが、みかんが一番のハマリ役じゃないでしょうか。
それからエンディングですが、ゲームを始める前や始めた頃には良い意味で予想出来ないようなエンディングであると思います。個人的にオススメですので、機会があるかたは是非プレイしてみては?
と、長々と感想混じりの説明文を書きましたが、ようは痛んだ心と体(てか冷静に考えると看護婦の言ってること正しいんですよね。私自信、言われてから10秒後には納得してましたし。)を、みかんに癒して貰おうと思ったわけですよ。


早速スイッチオン。BIOS起動と共に「dynabook」のロゴ。その後、いつもならWindowsLinuxの選択画面が表示されるはずなのに、「Error」の文字。


…?


……?


!!!!
もしや、前々から報告されていたVista特有の起動しなくなるバグか? つーかそれっぽいな。マジでー?いや、再セットアップは面倒だけど、消えて困るのはソフトの設定とブックマークぐらいだから問題ないけどさ。まさかさ、入院中にバグを発動することないじゃん? しかもリアルで辛いときにだよ? 木村あやかに癒されたいときにだよ? ゲイツさん、マジで空気嫁。こちとら金出してデバッグしてるんだから、空気読んでくれなきゃ困るんだよ。そりゃ、修正ディスクは既に頂いてますが、流石に「データが消えます」って書いてあるものをすぐに適応は出来ないじゃないですか。様子を見ながら冬休みにでもやろうとは思っていましたが、まさかこのタイミングで…。とりあえず、再セットアップ用のディスクは明日の朝には持ってきてもらえるのですが、ネットに繋げないので、完全に環境を再構築するのは不可能。自分のPCなのに使いづらい部分があるのは、なんか嫌ですねぇ。
一緒にサブのノートPCも持ってきてもらうのでなんで、再セットアップ出来なくても何とかなりますが、精神ショックは大きいですよ。もう髪の毛抜けまくりですよ。(抗がん剤の副作用?知らんなあ。)

てか、ショックで骨髄検査とか脊髄液検査とかの痛みとかどうでも良いです。明日は…良い日になってほしいです。