リアルでHM-12マルチやらHM-13セリオ的なもの目にする日も来てしまうのだろうかねぇ。それはそれで萌えるが、実際はなぁ・・・。

テストウィークで久々のネット巡回中にこんな記事を発見しました。

2050年、人間は「不死身」に=脳の中身をPC保存

【ロンドン22日】2050年、テクノロジーの発達により、人間の脳の持つ全情報をコンピューターにダウンロードすることが可能になり、肉体は滅びても人間の意識は永遠に残る―。英国の著名な未来学者で通信大手BTの未来研究部門代表を務めるイアン・ピアソン氏がこんな大胆な予測を明らかにした。

22日の英紙オブザーバーに語ったもので、ピアソン氏は「われわれは大真面目でそれが実現可能だと考えている。現実味のある数字を挙げれば、2050年には人の意識をコンピューターにダウンロードすることができるだろう。となれば、人間にとって死はもはや大きな問題ではなくなる」と断言した。

ただし、コストがかかるため、2050年に「脳ダウンロード」を享受できるのは金持ちだけで、貧乏人は2075―80年まで待たねばならないだろう、と指摘した。

ピアソン氏はまた、コンピューターの飛躍的な進歩のあり方からすれば、2020年までには「意識」を持ったコンピューターの開発が可能になると指摘。意識のあるコンピューターには感情も生まれると予想した。同氏は感情を持ったコンピューターの応用例として、航空機制御プログラムへの導入を提唱。「墜落を前にしたコンピューター制御プログラムは恐怖を覚え、何としてでも墜落を回避しようと全力を挙げるだろう」と語った。

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まぁ、始めに「攻殻機動隊?」などと考えましたが、このようなことをビジネスとして本気で考えている人はまず見ていないでしょうね。


でもまぁ、コンピュータ上に記憶を保存できちゃうようになったらリアルで攻殻機動隊みたいな世界になっちゃいますよねぇ。そうなると、やろうと思えばWordの文章を書き換えるように、他人の記憶を書き換えることも出来るわけで、結局、記憶なんて言うものに価値がなくなってしまうような気がしますねぇ。


で、それ以上に困るのが、意識を持ったコンピュータの存在ですね。意識なんて持たれた日には、世の中で動いているどれだけのコンピュータが労働基準を遙かに上回る作業をさせられていることか・・・。
まぁコンピュータの良いところは、言われたことしかやらないが、文句も言わず永遠に働き続けるところ。意識やら感情なんかを持たれたら、言われたこと以外の行動をするのは目に見えると思うのですが、コンピュータにそういうことを望むのが時代の流れってヤツなんでしょうか。


まぁ、あと20年ごとは言っていますが、現在、月面に基地どころか、宇宙ステーションすら完成していないのが現実。私が死ぬまでに意識を持つコンピュータが現れることすら難しいような気はしますがねぇ。



参考
Wikipedia - 攻殻機動隊
Wikipedia - 電脳化