俺、聖地に立つ

今日は友達と遠く武蔵の国、秋葉原に行ってきました。料金の関係上、電車ではなく長距離バスを利用したため電車よりもカナーリ安く行くことが出来ました。金無し貧乏学生には有り難いです。


首都高を降り、都内を少し走ると上野駅に到着。そこでバスを下車し上野駅の切符売り場へ。料金表を見ると秋葉原までは130円。なんと池袋方面行きにのれば同料金で「日暮里のホームから西日暮里が見える」でお馴染みの西日暮里に行けるではありませんか!
とは言ったものの今日の目的は秋葉原。リアルでチェックしたいという思いはありましたが、山手線東京方面行きの電車に乗りました。


あっという間に秋葉原駅に到着。電車を下車し"電気街"と書かれた黄色い看板に従い出口へ。途中、駅構内で美少女ゲームのポスターを見かけた辺りから「この町は違う!」と感じました。


駅を出て周りの風景を一望。見える看板全てが電気屋かアニメショップ。あまりの空気の濃さに、初めてこの地を立ち、そしてこの空気を吸う私は、リアルで咳が止まらなくなりました。

なんとか咳が落ち着き、いざ出発。とりあえず最初は駅前にあるということで世界のラジオ館へ。
中に入り、とりあえず全体を一周り。中に入っている店一軒一軒のあまりに行き過ぎた専門店ぷりに地方在住の人間である私にとっては、ただ驚くだけでした。


その後はとりあえずネット通販でよく見る店を中心にPCショップやジャンクショップを簡単に見て回り値段や品物の比較を行いました。いや、流石は秋葉原。地方の電器屋に比べたら、どの店も安いのなんの。その中で更に安い高いが存在するのだから、日本一の電気街と言われるのも納得できます。


途中、何かのゲームの宣伝でしょうか、同じ格好(コスプレ)をしたキャンペーンガール30〜40人が中央通りを闊歩する場に遭遇しました。こんな秋葉原らしい光景を見られたことをうれしく思う自分も居ましたが、正直、学校の修学旅行でもないのにここまで同じ格好をした人が列をなしてニコニコと笑いながら歩く様子に引いてしまいました、てか怖かったです。
その他にも巫女の格好をして宣伝する人や、ゴスロリの格好で路上アンケートを行う様子も見ました。ホント、お土地柄って感じです。田舎に住む人間には目に映るもの全てが新鮮でなりません。


ある程度見て回った後はとりあえず昼飯。なんとなく目に付いたカレー屋に入りました。席について注文し、カレーが出てくるまで待っていると店員同士が中国語(多分)で会話。どうやら店員全員中国人(?)のようなんです。テレビなんかでは海外から出稼ぎに日本に来ている外国人が良くいるというのを見ますが田舎ではあまり実感しません。ですが、このような風景を見るとリアルでこのことを実感しますねぇ。


昼飯を食べた後も、軽く電器屋巡りをして、その後は本格的に買い物。あっという間に両手いっぱいのPCパーツやらブランクメディアを買い込みました。


PC関係の買い物が終わったら次はサブカルチャーへ。とりあえずとらの10周年を迎えたとらのあなへ行きました。いやぁ、流石は同人関係のショップを10年も続けているだけあって、品数がありますねぇ。地方にも同人ショップはちらほらありますが、流石は秋葉原。違いますねぇ。とりあえずホビボックスクリアファイルキャンペーンをやっているみたいなのでアフロプラスパラダイスのCDを購入。ついでにクリアファイルももらってきました。

その後はアニメイトへ行きました。この頃は見ていたアニメがジパングぐらいしかないので、この頃のアニメがサッパリ分からず落ち着かない感じでしたが、地下の美少女ゲーム売り場では妙に分かる作品が多々あり、落ち着いてしまうのは何か悲しい感じがします。

その次は駅前のゲーマーズ本店へ。友達が買いたいものがあるとのこと。買い物はなんて事はなかったのですが、上の階に上る途中、階段に行列が。ある人は、手に花束を過抱え、またある人はFROG STYLEの30〜40cmはありそうな人形を抱え、そわそわと並んでいました。
少し気になったので店の人に聞いてみると、なんでも清水愛の握手会があるとのこと。いやぁ、列を作って待っているのはなんとなく分かりますが、こう贈り物を持って待っている人をみると、ホント、秋葉原をみてるなぁって感じがして、何か良いものをみれたなって気持ちになりました。


なんだかんだで帰りのバスが近づいてきたので、後ろ髪を引かれる思いで秋葉原を後にしました。
上野に着き、駅内で適当に食べることに。ラーメン屋にはいるとこちらでも秋葉原のカレー屋と全く同じ状態に・・・。都会の飲食店ってのは、こういう事情のお店が多いのでしょうか。


バスに乗り、特に何事もなく帰宅。終わってみると初めての聖地巡礼は激しく疲れましたが、あっという間に終わってしまったように感じます。今日買ってきた物は明日ゆっくり愛でたいと思いますw