終止符を打つとき

イリヤの空、UFOの夏』(秋山瑞人著)の一番最後に、“終わる、のではだめなのだ。終わらせるのだ。この夏を終わらせよう。自分の手で幕を引こう。”という文章があります。イリヤの空を全部読み終えて、一番印象的だった文章は私的にはここでした。
今回はイリヤの空の感想を書くつもりは毛頭ありませんが、ふと、私も終わらせていないものがあることに気が付きました。

まぁ、正確に言えば、常に分かってはいるものの目を背けようとしている、気が付かない振りをしているもの、とでも表現すべきでしょうか・・・。このようなものは誰だって一つや二つ持っているような気はしますが・・・。

終止符を打つとき、自分の手で幕を引くときが私にも来たようです。時が終わらせてくれるのを待つのではなく、自分で終わらせる時が・・・。ジェスチャーに移すのはもう間もなくだと思います。