『涼宮ハルヒの暴走』

作者の谷川流さんもここ3ヶ月連続で小説を発売されていて、正直、ネタが無くなり燃え尽きてしまうのではないかと思うぐらいになってきました。
で、そんな状態の中、10月1日に発売された『涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)』。今週の初めごろに購入したのですがテストウィークと言うこともあり、どうにも読めずじまいで、やっと今日から読み始めました。


で、何だかんだで読み終わったので軽く感想を書きたいと思います。

とりあえず、涼宮ハルヒシリーズは今のところ全て購入し目を通してきた訳なのですが、この頃は何だかんだでハルヒも大人しくなってきたなぁという感覚。確かに相変わらずのわがままっぷりですが、SOS団員以外に迷惑をかけることも少なくなってきましたし、今回も"憂鬱"の時に比べればだいぶ大人しくなったように感じます。(パソ部との関係はまぁアレですが)
その点を考えると今回の"暴走"は、一つ一つの話が切れていることもあり少々ボリューム不足を感じました。前巻の"消失"では、ハルヒがある日突然になくなり、SOS団員は全員キョンのことを忘れ、さらに朝倉涼子が教室に当たり前のように存在するというインパクトありまくりの展開、そしてこの事件は意外な人物が犯人という最初から最後までインパクト有りまくりだったため、余計に感じてしまうのかもしれませんね。
とは言っても、少しずつ話は進んでいっている様子。とりあえず、今後に期待。そして、シナリオ内では、もう新年。3学期はあまりイベントもないし、あっという間に4月になって新一年生が入学しちゃったりして、後輩として新キャラが増えちゃったりするのでないかなぁと予想してみる。

とりあえず今後の展開に期待。


涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫) 涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)