6ヶ月ぶりの日記です

世田谷某所からこんにちは。富良野くまりんです。はてなダイアリーではお久しぶりです。日常生活で大変な目にあったり、大学生活が忙しかったり、怠けていたりしたせいで、日記の方は、完全に放置していました。7月最初の日なので、まとめて書きたいと思います。

白血病・骨髄移植について

少し前のことになりますが、移植から3年が経ちました。移植後はGVHD(移植の副作用)のような問題もなく、おかげさまで、ずっと元気でやっています。相変わらず、定期的に病院で血液検査は行っていますが、通院の間隔は2〜3ヶ月に1回程度まで少なくなっているので、生活に支障はありません。

それから、移植から3年が経ったので日記のタイトルのクエスチョンマークが3つになりました。嬉しい反面、ちょっと邪魔。

就活について

5月の中旬頃に内々定を頂きました。来春からは通信系のお仕事をします。IT関係を中心に選考を受けていたので「SEになるんだろうなー」なんて思っていましたが、予想とは違う結果になりました。

震災の影響で就職状況は変わったと報道されていますが、東京都内だけを見れば3月中の会社説明会が極端に少なくなり、1ヶ月程度遅れたぐらいで、東京都内の企業は、去年と同じぐらいの厳しさなんじゃないかな、という印象です。会社説明会の予約も、噂に聞く程大変だとは思いませんでした。

就職活動については、後日また書くかもしれません。

東日本大震災について

実家が原発事故の避難区域に指定されたため、帰ることが出来なくなりました。家族や親戚は無事です。親戚の多くは福島県、まさに避難指示区域周辺に住んでいたのですが、皆、色々な場所に避難していきました。

実は震災の直前、祖母が亡くなり、葬式を行いました。その時、親戚が一同会したわけですが、高齢の人も多く、これが親戚一同が会する最後の機会だったのかもしれません。

避難した人の中には、避難先で亡くなった人も沢山いるという話を聞きます。亡くなった人の中には、避難区域なので遺骨を家の墓に持って行けない人もいると思います。そう考えると、祖母は、親戚みんなに見送られ、自分の家の墓に入れたのだから、良いタイミングで亡くなったのかな、って考えています。

大学について

卒業研究を除いて、必要な単位はすべて取得したので授業がありません。就活が終わってからは、家にいても仕方がないので、平日は研究室に行って、引き継いだ研究の追試や、研究に用いるプログラムのソースコードを読んで、処理内容を図に書き直す作業等をしています。

勉強だけを考えるという期間は浪人時代にも経験しましたが、やりたくない勉強の方が多く占めます。それに対し、研究は、自分が興味を持った分野に関することだけをやれば良いので、全く違います。やってることは難しかったり、地道にやっていくしか方法がなかったりと、地味で大変な面もあるのですが、純粋に興味を持って取り組めるので、凄く楽しいです。

夏休みが終わったら、徐々に忙しくなっていき、研究を楽しむ余裕はなくなるかもしれませんが、それまでは、少しでも研究を先に進めておき、時間を作っておきたいですね。

まとめ

白血病になって骨髄移植したり、原発の事故に巻き込まれて実家に帰れなくなったりと、他人に話したら心配されること間違いなしの経験を大学生活の中で体験したけど、家族は無事だし、衣食住は何とかなってるし、健康だし、大学は楽しいし、とりあえず幸せかなってのが、今の俺です。不満や心配もありますが、些細なことを気にしていたら、キリがないですからね。

それから、もう少し日記の更新頻度を上げたいなって思ってます。これについては頑張ります。

それでは。

平沢進ライブ「東京異次弦空洞」(2日目)に行ってきた

平沢進師匠がTwitterで「フォロワーが3万人を超えたらライブをやる」と言ってしまったために行われたライブ『東京異次弦空洞』に参加してきました。現在のフォロワー数は42000人を超えたところですが、それでも本人曰く「私はマイナーです」とのこと(笑)


今回のライブの曲目は以下のとおり。データは還弦主義のページから。

「凝集する過去 還弦主義8760時間」フィナーレ
東京異次弦空洞
2011年1月14日(金) 18:00 開場 19:00 開演
会場: SHIBUYA-AX
ゲスト: Neng, Rang

01: アート・ブラインド (Neng & Rang) / 突弦変異
02: DUSToidよ歩行は快適か? / 突弦変異
03: CHEVRON / 突弦変異
04: MOTHER / 変弦自在
05: Another Day / 突弦変異
06: ミサイル / 突弦変異
07: サイレン*Siren* / 変弦自在
08: 金星 / 変弦自在
09: GOES ON GHOST / 突弦変異
10: 夢みる機械 (Neng & Rang) / 変弦自在
11: バンディリア旅行団 / 変弦自在
12: LEAK (Rang) / 突弦変異
13: Solid air / 突弦変異
14: ASHURA CLOCK / 突弦変異
15: 環太平洋擬装網 / 変弦自在
16: トビラ島(パラネシアン・サークル) (Neng) / 変弦自在
EN
17: WIRE SELF / 突弦変異
18: ルクトゥン OR DIE (Neng & Rang) / アルバム未収録 (2001)

http://8760.susumuhirasawa.com/modules/news/index.php?page=article&storyid=48


販売システムの不具合で散々苦労させられたチケット予約、780番台と微妙なところでしたが、それでも左側スピーカーの前に位置取ることが出来たので良かったです。アコースティックギターを演奏するとき、師匠は左側に移動していたので、私の場所からは良く見えました。


今回のライブは、かなり活発なライブだったなーという印象です。「Another Day」や「夢みる機械」は合唱したり、腕を振り上げたりしますが、それ以外の曲では、それほど観客は動きません。しかし、アンコールの「ルクトゥン OR DIE」はNengさんとRangさんの盛り上げもあったおかげで、ジャンプしたり、腕を振り上げたり、大合唱したりと、1曲だけでかなり疲れました。師匠は師匠でちゃんと、腕を回転させながらギターを演奏する、通称"ルクトゥン大回転"を披露していましたし、演奏者・観客の両方が疲れる良い感じの終わり方でした。


毎度のことですが、やっぱりライブに行くのは良いですね。耳がおかしくなるぐらいの大音量で聞く演奏はたまらないです。あまりの大音量で、建物の床や衣服が振動しているのを肌で感じるのは、会場ならではの楽しさですからね。


上の写真は、ファンクラブ予約特典のリストバンドです。次回以降のライブでは身につけていこうと思います。


最後に、ライブが始まる前に近くにいる人も言っていましたが、PHONON2553のDVDまだですか? Blu-rayでも良いですよ。DVDとBlu-ray、選べるのならBlu-rayを買います。


それじゃ!

大学の部活の部員が亡くなった

大学の部活の部員が亡くなったとの連絡をもらいました。考えをまとめて日記を書こうと思いましたが、考えれば考えるほどまとまらなかったので、Twitterのポストをまとめたいと思います。


亡くなったのは、2008年7月16日の日記に出てきた一緒に抗がん剤トークをした彼です。同じような治療を経験したこともあり、適当に話す間柄ではあったので、やはり寂しいですね。


お悔やみを申し上げると共に、立派に病気と闘った彼に賞賛を送りたいと思います。

就活「早過ぎ」対策

どうも富良野くまりんです。昨日、就活の早期化についての疑問を書きましたが、今日はこんなニュースが掲載されていました。

採用活動は大学4年の8月以降 商社「早過ぎ」対策をとりまとめ


商社の業界団体の日本貿易会は17日、新卒採用の選考試験など、企業による選考活動の開始時期を、現在よりもあとにずらし、大学4年生8月以降にするとの提言をまとめた。日本経団連などと調整に入る。現在は4月から選考活動にはいっているが、これを4カ月程度遅らせる。内定は10月1日以降に通知する方向で、産業界で調整を目指す。


出典:MSN産経ニュース

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101117/biz1011171430015-n1.htm


内定を出すのは10月とのことですが、どうなんでしょうね。現在の就活では年明け1月が本格的な採用試験のスタートですが、これも4ヶ月遅れるということなんでしょうか。そうなると、企業研究や自己分析は今頃始めても十分早いってことになりますが…。

ただ、3年の夏休みや冬休みにインターンに参加するのが当たり前になって、インターンの参加も評価に大きく関わる、なんていう就活システムになりそうな気がします。就活セミナーの話を聞いている限り、企業は採用する理由を探すより、落とす理由を探して各試験や面接を行っているように思えて仕方ないです。落とす理由を探すのであれば、インターンが今以上に評価の対象となる可能性は十分あります。

結局のところ、就活のために3年の夏休みから動かなくてはならず、採用試験が遅くなったってだけで、忙しさとしてはそんなに変わらない、なんていう状況を生み出しそうな気がするんですが、どうなるんでしょうね。

この新制度、決まったわけではないですが、学生にも企業にもプラスになるんでしょうか。なってくれると良いですね。

就活を初めて感じた疑問

どうも富良野くまりんです。大学3年生。就活がボチボチ始まりました。

大卒内定率、最低の57.6%=「就職氷河期」下回る−10月1日時点


文部科学、厚生労働両省は16日、来春卒業予定の大学生の就職内定率(10月1日時点)を発表した。内定率は前年より4.9ポイント低い57.6%で、「就職氷河期」と言われた2003年の60.2%を下回り、調査を開始した1996年以降で最悪の就職戦線となっている。急激な円高で景気の先行きに懸念が強まり、企業が採用を抑制しているためだ。


出典:時事ドットコム

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2010111600848


闘病生活のおかげで1年間就活が遅れてしまいましたが、これは運が良かったのでしょうか。ただ、景気が回復傾向にあると断言できるほどではない現状。2012年卒の就職率が上がりそうな気配もないので、厳しさは同等程度ぐらいと捉えておいたほうが良いのかもしれません。


それはそれとして、大学生を取り巻く就活環境。もう少し変化するという噂が学内でちらほら耳にします。具体的に言うと大学1年生から、就職活動の練習(履歴書やエントリーシートの書き方、グループディスカッションや面接)を必修の授業で行うかもしれないということです。


噂レベルですが、裏付けとなりそうな資料が文部科学省から発表されています。

大学における社会的・職業的自立に関する指導等(キャリアガイダンス)の実施について(審議経過概要)
中央教育審議会 大学分科会 質保証システム部会


【大学分科会「第二次報告」(平成21年8月)】
学生が入学時から自らの職業観,勤労観を培い,社会人として必要な資質能力を形成していくことができるよう,教育課程内外にわたり,授業科目の選択等の履修指導,相談,その他助言,情報提供等を段階に応じて行い,これにより,学生が自ら向上することを大学の教育活動全体を通じて支援する「職業指導(キャリアガイダンス)」を適切に大学の教育活動に位置づけることが必要である。


出典:文部科学省

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/houkoku/1288248.htm


大学が文部科学省の指導に素直に従うのなら、1年のときから授業として「キャリア教育」や「就職指導」をやろうという話が出てくるのは当然といえば当然でしょう。


しかし、一方で不思議なニュースがあります。

就活:大学3年生、本格的にスタート 合同説明会に3万人


企業の採用活動を巡っては、97年の就職協定廃止後、日本経団連が倫理憲章を設けて学業に配慮するよう申し合わせてきたが、不況を背景にして、早期化に歯止めがかからなくなっている。一方、帝国データバンクが10月、約1万社に実施した調査では、67%が「早期化は問題あり」と回答。商社の業界団体「日本貿易会」は、商社の採用時期を遅らせることも検討している。


出典:毎日jp

http://mainichi.jp/select/today/news/20101107k0000m040031000c.html


文部科学省は、就職対策をはやくやるべきと主張しています。一方会社側は、就活が年々早期化していて問題だと言っています。会社側が「やめてくれ」と言っていることを文部科学省がむしろ推奨しようとしているのも不思議なことです。


某有名就職支援サイトの社員の方の話では「就職活動が現在の形になり、学生は以前よりも自分に合った企業を、企業は自社にあった学生を選ぶことが出来るようになった」らしいです。現在の形になり、就活の早期化を加速させる一端を担っている企業の方の話を鵜呑みにすれば、就活の早期化は、企業にとっても学生にとってもプラスのはずです。企業が学生を、学生が企業を吟味する時間が増えるわけですから。


(ここで疑問が発生します。学生が自分に合った企業を選ぶことが出来るようになったのなら、3年以内の離職率が改善されて然るべきだと思うのですが、そのようなデータを見つけることが出来ません。ご存じの方は教えてください。)


この相反する情報。どちらが正しいのでしょうか。


私も就活イベントに参加しましたが、広告が沢山掲載されたカラフルな、とても無料とは思えない情報を詰め込んだ就職支援雑誌をいただきました。説明会によってはQUOカードをくれるところもありました。このお金がどこから出ているのでしょうか。ビックサイトのような巨大会場を借り切るお金はどこから出ているのでしょうか。就職説明会は慈善事業ではありません。不思議なことに、就活サイトを運営する企業のバックには大手マスコミがいます。


就職活動の早期化は、就職活動の長期化を意味しています。そうなると、就活に関するイベントが行われるのも現在は11月からですが、もっと早期になるかもしれません。(6月にインターンシップのためのイベントが開催されていましたが)そうなると、もっとイベントの回数が増えるかもしれません。毎回、カラフルな広告や雑誌が配られることでしょう。


どこかで大きなお金が流れているのを感じますね。

10年後の自分

20時ぐらいまで大学でプログラミングの課題をやり、帰宅。
帰宅して、片付けをして、晩飯を作り、テレビもPCも付けず、ボーッとプログラミングで上手くいかなかった部分の解決策を考えつつ壁を見ながら一人で食事。
食事を終え、食器を洗い、洗濯物を畳む。


洗濯物を畳みながら、ふと、10年後も今日と変わらないような生活をしていそうだな、って考えが頭をよぎった。嫌な予感と良い予感はあまり当たらないが、どうでも良い予想は、当たらなくもない。


毎日健康で(今は風邪薬飲んでるけど)、やることもそれなりにある。大学生活は楽しい。


今自分が毎日何のために頑張ってるのだろうと考えると、頑張る源は、自分の意思で書いた移植の同意書。まさに、自分で生きたいという意志を形にしたもの。その意志を裏切らない、後悔しないという意地みたいなものだと思う。


人の意志や心というのは、案外弱い。少しでも隙が出来ればあっという間に崩れてしまう。


自分のこの意地が、ある日突然あっけなく折れてしまうような気がしてならない。今日明日ではないだろうが、いずれ月日が経てば、この意地も弱くなり、折れる日が来るだろう。そのとき、自分の中に代りとなる新たな意地が生まれているだろうか。


10年後、自分は今日の日と、やってることは違えど、ふと、静かな部屋で、自分で作った料理を目の前に、自分の洗濯物を畳んでいる最中に、心に隙が生まれてしまうのではないだろうか。


杞憂なのか、一種の予知なのか、単なる妄想なのか。まぁ10年後分かることか。

平沢進FC「GREEN NERVE」の第28号会報が届いた

世田谷某所からこんにちは。どうも富良野くまりんです。


昨日の事ですが、平沢進ファンクラブ「GREEN NERVE」の第28号会報が届きました。



今号の内容はこんな感じ。

  • 2010年2月26〜28日に行われたライブ「PHONON 2553」の曲目とライブ写真
  • 2010年6月23日に発売されたアルバム「突弦変異」の全曲解説
  • 凝集する過去 還弦主義8760時間 第二弾アルバム「変弦自在」の発売案内
  • 平沢進フォロワー30000人突破記念ライブ「東京異次弦空洞」の案内
  • GHOST NOTES


まず、アルバムタイトルと曲目が発表されました。今回は7曲と、突弦変異に比べて少ないのが残念。「ルクトゥン OR DIE」の還弦作業はサイトでも公開されていたし、ライブでも演奏されていたので、アルバムに入ってくれる事を期待していたのですが・・・。「BERSERK -Forces 1.5」もライブでは還弦バージョンが演奏されたので、こっちも入って欲しかった。両曲共に、何かしらの形で購入できるようになって欲しいです。

それから、ライブのタイトルがついに明らかになりましたね。今回のライブも先行予約があるみたいなので、予約日当日は一切の予定を排除してPCに張り付こうと思います。

あとは「PHONON 2553」のライブDVDの発売発表を待つだけですね。